広大な北カールに囲まれて

ここからは北カールを囲む稜線を進みます、広大なカールを見下ろすと一面に秋色が広がり、それはそれは美しく、もうすっかり撮影モードとなりぃ〜〜〜

「あーーーいいなぁーーー、素晴らしい〜〜」稜線上を大きくカーブしながら登り続ける一行はもう夢心地でした。



そしてカールの大きな広がりの向こうには戸蔦別岳がデーーーンと鋭く聳えたち、北戸蔦別岳へと続く稜線が流れ、時折日がさすたびに秋色は見事に変化し、まるで衣替えでもするかのように輝くのです。

ふと振り向くとチロロ岳が西峰とともに見えています「そうそう、2年前にはあそこを登っったんだよねぇ〜〜〜」3人はなつかしく思い出していました。


北カールに広がる秋色の向こうには戸蔦別岳〜北戸蔦別岳へと続く稜線が・・・
左奥にはチロロ岳


稜線が大きく東へカーブしてくるころ、南方面には幌尻湖を抱き逆光に黒く光るイドンナップ岳の大きな山塊が見えてきます。

イドンナップ岳
イドンナップ岳(左下が幌尻湖)

登山ものがたり

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