ピパイロ岳から山頂稜線西ピーク(1911m)へ向かって

さて、午前6時50分、アタックザックを背負って今日の長い1日は始まったのです。天気はもちろん最高です、昨夜の風もすっかりおさまり、朝日に輝く山々を楽しみながら歩きだしました。

テン場を出発
さあ出発です

ピパイロ岳の山頂に立つと、北に伸びる稜線の彼方にルベシベ山、遠く芽室岳から久山岳、剣山と連なる山々が広がり・・・

北へ広がる展望
北方向の展望(パノラマ)

幌尻岳と戸蔦別岳〜北蔦別岳、そして戸蔦別カールが見事なまでの山肌をくっきりと際立たせているわけであり・・・それはあたかもこれから展開される山行を祝福するかのようにドーーンと迫ってくるのです。

「すごいスゴイよーーーこんな日って1年に何回も無いんじゃない・・・・」kamiさんも興奮気味に叫びました。「うんうん、そうそう、、、おーーーっ、、、」おっさんはわけのわからない声をあげていたのでした。

幌尻岳、戸蔦別岳、北戸蔦別岳
奥に一際高く「幌尻岳」、中央に「戸蔦別岳とトッタベツカール」、右に「北戸蔦別岳」(ズーム撮影)

ピパイロ岳山頂からの展望を楽しみながら、西側ピークの1911m地点を目指します。小さなアップダウンの続く岩とハイマツの細い稜線を歩きます。
踏み跡は岩を乗り越えているものあり、下を巻いて進むものあり、ちょっと緊張する場面もありましたが、慎重にクリア、

岩の下部を進む
岩の下部を進む

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