伏美岳〜水場コルを経て急斜面へ突入

10時10分、伏美岳を出発、ハイマツと岩の急斜面を一気に下りて行きます。ここはちょっと足元注意です。しっかりとハイマツにつかまりながら、慎重に下ります、どんどん下ります、、、あ〜〜〜明日の登りかえしはツライどーーー

ハイマツにつかまりながら下りる
ハイマツと岩の急斜面を下りる

台風の影響からか葉の落ちたダケカンバの林の中から、時折ピパイロ岳が顔を出します。
「うんうん、ここが良いポイントじゃないの」「あら〜〜、ここからが良く見えるよ!」上空にはどんどんと青空が広がりはじめました。

上空に青空が広がりはじめ
上空に青空が広がりはじめ・・・

11時5分1546mコルで昼食、この頃から陽がさしてきて、ポカポカとしてあたたかいくらいです。「いんやーーーもう今日はここにテントを張って寝ちゃおーーか!」なんて会話も出てくるほどだったのでした。

さて、腹ごしらえした一行は又進みます、koyaさんは今回DVを使っての取材活動に必死です。前を歩いたり後ろへまわったり、結構大変なんですよね。

取材中のkoyaさん
取材中のkoyaさん

水場コルへ12時50分到着。ちょっと休憩して「さて、それでは一気に登りつめますか!標高差400m弱ですよ、ガンバロー」なんて声をあげながら小さなコブを過ぎ、そしてダケカンバと笹の急斜面へ突入したのです。

いんにゃーーーそれはそれはキツイ登りでした。滑る足元、笹をかきわけ、笹を掴みヨイショヨイショと登って行くのです。息があがります、ザックの重さがこたえまてきます、汗ダラダラ、、、「こりゃあ〜〜〜ちょっとシンドイんでないかい、、、く、く、くるしーーーぞい」。

上から下りて来る方に「あとどのくらいですかね?」と尋ねると「うーーん1時間半くらいかな」、ゲゲゲッ、まだそんなに、、、あーーー一行の足取りは更に重くなり、

急斜面を登る
急斜面を登る

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