「まだシラネアオイが咲いてるよ〜〜〜ちょっと早かったかなぁ〜〜〜」そんな不安な気持ちで下りて行くと、突然目の前がパーーッと開けパンケメクンナイ湿原へ、、、 あぁ〜〜〜それはまるで別世界!!ウグイスが鳴き、ゆったりと流れる風、、、ワタスゲが静かに揺れ、、、もちろん木道もなければ行き交う人達の姿も無く、、、それはそれは静かでありぃ〜〜〜 エゾカンゾウが黄色の花で精一杯演技をすると、負けずとチングルマやシナノキンバイソウが輝き、更にそれは小さなパンケ沼の向こう岸に群落を為して、チシマフウロとまじわりながら咲き乱れ、、、「スゴイ、すごいわぁ〜〜〜きれいっ・・・」
揺れるワタスゲ(カヤツリグサ科)とパンケ沼
エゾカンゾウ(ユリ科)
シナノキンバイソウ(キンポウゲ科)
とりあえず二人は足早にその場を去り、湿原を横切ってお花畑へと向かったのでした。1073mピークの東斜面を登って生きました。しかし「あっら〜〜〜」二人の前には大きな雪渓がぁ〜〜〜更にそしてもうひとつ雪渓だぁ、、、やはりお花畑はまだ早かったのですね。 ちょっとガッカリして雪渓を下り始めました。眼下にはパンケメクンナイ湿原が広がっていました。
雪渓の眼下に広がるパンケメクンナイ湿原
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