晩秋の大地を後にして、別れを告げる時が来た

振り返ると桜山から佐幌岳、そしてその稜線の奥にちょっと頭を出している奥佐幌岳、晩秋の午後の日差しは午後2時を過ぎたばかりだと言うのに、長い影を落としていたのです。「あそこだよね、あそこまで行ったんだよね」

展望だぁ
桜山(左)と佐幌岳(右)、中央奥が奥佐幌岳

深く落ちこむ山肌に柔らかな日差しが照り付けて、美しい黄葉の輝きを演出していました。ポッカリとあいたスペースに笹の緑のコントラストが見事でしたよ。

黄葉

狩勝峠が見えてきました、もう登山口は目の前です。広がる山々の美しいシルエットは、楽しかった花パパ&ママとの山行を祝福するかのように、静かに佇んでいました。

花パパ、花ママ、元気でね〜〜〜またいつか何処かの山でご一緒しましょう! それまでにおっさんとおばさんはもう少し歳をとっておきますから・・・クスン!

展望

編集後記

佐幌岳から奥佐幌岳へルートはほぼ一直線ですが、笹薮の中に消えた踏み跡は不鮮明で、コル手前から背丈を越える笹薮で覆われています。視界がきかなくなりますので、とても不安になるでしょう。少し方向を間違うと大変です。初心者の方にはお勧めルートとは言えません。

コースタイム(含休憩時間)

登山口 08:20  桜山 09:40  佐幌岳 10:40-10:50  奥佐幌岳 11:40-12:05
佐幌岳 12:40-13:25  桜山 13:55  登山口 15:07


登山ものがたりへ

HOME