天気の話しがでましたが、おっさんとおばさんにとって、この山はどうも天気に恵まれません。雨に降られた事はありませんが、肝心の遠望がきかないのです。「今回こそ！」おっさんはそう意識を高めながら歩いているのでした。

細い白樺の木の間を通りぬけるようにして進みます。

桜山もどんどんと近づいて来ました。でも遠く感じますね〜〜〜、佐幌岳までの登りで一番キツイところでしょうか。

上空には雲が流れていて日差しを遮り、暗くなったり明るくなったり・・・「でもこりゃあ完璧に良い天気になるぞ」おっさんはそう思いながらも決して口には出しませんでした。外れた時のインパクトを気遣いながら・・・？？

桜山へのツライ登り、ここはじっくりと急がずに登りましょう。でも〜〜〜先頭を進むおばさんの声「これって熊さんの・・・」「あっ、そうだよね、熊の糞さ」、、、「そう言えば以前登った時にはうっすらと雪が積っていたんだけど・・・鮮血が雪の上に〜〜〜」コワ〜〜〜

９時４０分、桜山山頂です。桜山は佐幌岳山頂へと北上する稜線上のピークのひとつです（950.5ｍ）、標識もありますので、一山ゲットとしましょうか。

桜山でゆったりと休憩して、さあいよいよ山頂を目指して進みます。見た目で受ける印象よりは近いですから、あせらずにゆっくりと登りましょうね。