最後の詰めはハイマツ漕ぎでした。これもまたなかなかの難敵です、払いのけはじき返されながらもクリア、わずかに残った雪を踏みしめていよいよ山頂へと歩を進めて行きました。 |
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ハイマツを漕いで |
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結局おっさんとおばさんの前に進む人達は3名のグループの方だけとなり、広いなだらかなお花畑の斜面をゆっくりと登ってついにはほとんど一緒にゴール、11時35分。登山口から3時間40分の美しく、暑く、きつい山行でした。 |
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記念写真を撮り、ほっと一息つきながらの昼食タイムです。「どちらからですか、、、いつも登られているんですか〜〜〜あれは黒松内岳ですね、、、あれは遊楽部岳でしょうか・・・ほら羊蹄山がうっすらと見えますよ、、、あっちはニセコ連峰かなぁ」 |
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凍ったフルーツゼリーが喉を潤し、パンや果物、コーヒー、至福の味が体中をかけめぐり、そよ風が心地よい静かな山頂には充実感が漂っていたのでした。 |
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黒松内岳 |
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寿都町方面を望む、遠くに雷電岳や目国内岳も見えているのだが・・・ |
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「それではお先に・・・」おっさんとおばさんはそう言って一足先に下山を開始しました12時15分。山頂に立って充実感に浸って、、、でもこれからなんです、いよいよこれからは藪を漕いで急な斜面の下りとなるのです。おっさんは撮り残した花や光景を狙いながらおばさんに続きました。 |
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810m標高点まで戻ると、途中で引き返した方々が休んでいました。「山頂まで行ってきたんですかぁ」「天気が良いしゆっくりしますよ」そう言いながら冷たい飲み物でくつろぐ方達 「それではお先に」「気をつけて・・・」おっさんとおばさんは急な草付き斜面を下り始めました。何とここからはおっさんが先頭です。「気をつけろおぉ〜〜〜ここはすべるぞぉ〜〜〜」などと叫びながらもシャッターを押すおっさん、樹林帯に入り沢地形へと下りて行く頃にはさすがにカメラはしまい込み、ひたすら慎重に下りて行くおっさん。ゴツン!!!「頭上ちゅういぃ〜〜〜」 14時40分登山口に到着です。真っ暗な河鹿トンネルも涼しさは抜群!でした。15時10分やっとゲート前に到着、装備を解いて宮内温泉へと向かう二人だったのでした。 |
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ゲート前 07:25 登山口 07:55 810m地点 09:40-09:55 山頂 11:35-12:15 810m地点 13:25-13:40 登山口 14:40 ゲート前 15:10 |
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