嗚呼〜〜〜見えたぁ〜〜〜

大槍の基部が近づいた時でした。フワ〜〜〜と明るさが、、、視界が開けて目の前には切れ落ちた岩肌がぁ

「おおっ、これは見えてくるんじゃないの、、、きっと見えて来るぞ、いつものパターンさ」おっさんは強気の発言でカメラをしっかりと構えました。

フワーっと明るさが

上空の雲が上に押し上げられ、平山が見えてきました。「ほらほら、見えてきたぞ、、、もう少しだ、もう少しだぞ」おっさんとおばさんは目を凝らしていました。

平山が見えてきて

グーーンと盛り上がる斜面、それは比麻奈山へと続く吊尾根(通称アンギラス)であり、北側の斜面を境にして湧きあがる雲が一層その迫力を増しているわけで、、、いつかは越えてみたいアンギラスでもあるわけでぇ〜〜〜

「う〜〜〜ん、これまでかぁ〜〜〜これよりは無理だなぁ」おっさんはそう叫びながら、その場を離れたのでした。

アンギラス
比麻奈山へと続く吊尾根

登山ものがたりへ

次のページ

HOME