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     上空が少し明るくなったと思うと、青空がちょっと見え始めたのです。 
     
    「来るぞ〜〜〜これだよこれっ、、、来るぞ〜〜〜」おっさんはもう大声で叫んでいました。 
    ぼんやりと浮かんで来る大槍のシルエット、そしてどんどんとガスが消え去りぃ、 
    嗚呼〜〜〜山肌を這うようにして広がる秋彩に包まれた大槍が遂にその姿をあらわしたのです。 
     
    おっさんの脳裏には聞こえていました、「大自然合唱団」”秋彩賛歌”のユニゾンがぁ〜〜〜、、、そして白いガスと絡み合う青空がオブリガードを奏で一気にその雰囲気を盛り上げていたのでしたぁ〜〜〜 
     
    シャッターを押しまくるおっさん、うっとりと見つめるおばさん!ほんの2〜3分の出来事でした。 
     
     
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