光り輝くキガクル隊

下の壁、上の壁、そして天候はどんどん回復してきて、雪化粧した樹林帯をラッセルして行く光り輝くキガクル隊、それは絵になる美しさだったのでした。

ラッセル1

ラッセル2

山頂にてラッセルと急斜面でヘトヘトになっているキガクル隊には、下から登ってくる人達の明るい話し声がとてもうらめしく、
「こりゃあ、ラッセル料として、一人あたま×千円は頂かないと」などとぼやくのでした。

さてさて、やっとの思いで山頂へ、10時30分でした。実に3時間25分もかかったのです。
さっそくテント設営、そのうち後ろから登ってきた人達がやってきました。
「ありがとうございましたあ・・・助かりました。大変だったでしょう」なんというねぎらいのお言葉、結局キガクル隊はラッセル料を請求できなかったのでした???

空は晴れ上がり、ポカポカ陽気になり、結局テントには入らず外で食事、これがやっぱし最高ですねーーえ。12時10分下山開始、急斜面に思わず腰の引けた彼女も、最後の林道は一気に滑り降りたのでした。
きついラッセルと美しい雪景色、これまた満足の一日だったのでした。


戻る

HOME