二人は岩塔を後にして、いよいよ山頂へと向かいました。おっさんの言葉通り、しっかりとしまった雪は歩き易く、かと言って適度な柔らかさがあり、、、振りかえると青空は一段と美しく、登ってきた稜線がしっかりと確認できるわけであり、、、そして855m標高点から続く山並み・・・ |
中央に855m標高点、左に825m |
山頂方向の上空に見える雲はこの山行には全く影響が無いようであり、それよりも青空のアクセントとなって広がる光景を際立たせるわけであり、、、おばさんの足取りはゆっくりと確実に、しかしもう紛れもなく山頂は近く・・・ |
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ダケカンバの木々をすり抜けるようにして上空に向かうようになると、いよいよ秒読みの態勢になってくるわけであり、もう間違いなく手にすることが出来る展望を確信しながら、でもちょっと心配したりなんかして、ドキドキモードも加わってくるのでした。 そして南尾根(夏道)コースが合流すると一気に山頂へと辿りついたのでした13時15分。 |
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