さらに急登を登りつめ、、、そして木々の間からライオン岩が見えると、「ヒュッホーー」思わず叫び声が出るのでした。 急いで稜線上に出ると一人の男性が、その頂点に立っています。 ライオン岩、それは結構な岩塊であり、一気に盛り上がっており、足元は絶対怖いわけで、高所恐怖症気味のyamaonさんは「おっさま〜〜あれには絶対登らないよねーーー」もちろんおっさんは「当然、当然でしょうーー!登れるわけ無いじゃない」。 ライオン岩を見ながら一服していると、さきほどその頂点に立っていた男性がやってきました。「あの岩は簡単に登れるよ!!ハイマツをくぐって、スイスイだよ」まあ、こんなことで決心を変えるおっさんではありません。 |
ライオン岩 |
ライオン岩の下を通り過ぎようとすると突然「おっさま〜これのぼろうか・」とyamaonさん、おばさんは言いました「登ろう、登ろう」。 あれほど固く誓ったのに、なんなく計画を変更する一行だったのでした。 岩の下には赤いテープが貼ってありました。踏み跡がくっきりとついています。 ハイマツをくぐり抜け、ヒョイヒョイと登ると、そこにはもう、「歓迎!!koyamさん、yamaonさん、おっさま、おばさま」的な垂れ幕は張っていないのでした(←あったりまえだぁ〜〜) ライオン岩、それはあたかも山頂のごとく、、それはもう「一挙公開大展望!!」を与えてくれたわけであり、それはそれは美しく「どうして、どうして、どうしてここが山頂じゃないの?的な気分に襲われるのでした。 あああ、、、どこまでも青い空、表大雪の山々が変わらぬ山容で輝き、遠くトムラウシ山が見え、嗚呼石狩連山はあくまでも美しく、クマネシ山系、そして遠く阿寒の山々が見え、さらにうっすらと斜里岳が見え、 振りかえれば屏風岳が目の前にあり、その彼方には平山、ニセイカウシュッペ山、そしてもちろん武利岳等、、、、 もうもうそれはそれは、「遠大な展望をイッタダキマーーッす」的な盛りあがりが続くのでした。歓迎のシマリスくんまで現われ、何かを食べながらじっとこちらを見ていました。この贅沢なひとときにもう動きたく無い、下りたく無いなどと感じたのはおっさんだけだったでしょうか(←ずう〜っといればぁ〜) |
ライオン岩にて |
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