沢地形を回りこみ、山頂へと向かう

843m標高点を過ぎるころからおっさんは足元の重さが気になっていました。そしてそれは気温の上昇につれて負担を強いるわけでありい・・・旧送電線下を横切りジグを切りながらちょっと登ると広い台地に出ました。

旧送電線下
旧送電線下を横切り

西に迷沢山を見ながら、滝の沢川の源頭部を北側から大きく回りこむように沢地形へと降りて行きました。迷沢と言うくらいですから見通しが悪い時には近づかない方が良いでしょうね。

そしてこの頃からおっさんとおばさんの足元は一段と重さを感じるようになり、それはシールにくっつく雪であり、それはまるで高下駄のようになって来るわけでぇ〜〜〜今日は気温が上昇するようだったので、出発前にシールワックスを塗ろうと思っていたのですが、あまりの好天に有頂天になり・・・おっさんが気がついた時にはもう「あとの祭り」だったわけでぇ〜〜〜

前方に迷沢山
迷沢山を横目に沢地形へと降りて行く

沢から急斜面を斜めに一直線に登って行きます。おばさんは俯きながら登って行きました、それはあきらかに足元から来る疲労であり、ちょっとした斜面にも苦労するようになるわけでぇ〜〜〜

斜面を登る
急斜面を斜めに一直線

急斜面を登りきるとなだらかな台地が広がり、あとは一直線に山頂へと向かってコンパスを切って進んで行けば良いわけで、見上げると鮮やかな青空が広がっていて、それはウキウキするのに十分な状況だったのですが、

なにせ小さなアップダウンの繰り返しも含めて約7kmの距離と、標高差800m弱の行程を踏破して来たわけであり、しかも気温の上昇とシールにくっつく雪がジャブのように足元を攻めてきて、おばさんはもうヘロヘロ状態だったのです。

広い台地へ出る

真っ白な雪面がグイっと盛り上がり迷沢山の山頂が目の前に迫って来ました。koyaさんが先頭で一直線に山頂に向かっています。さあ、もう少しです。

山頂を目指して
目の前に山頂が・・・

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