神居尻山(946.7m)、そしてCコースを下山

午前9時50分、神居尻山山頂に立ちました、3年ぶりの登頂でした。風の強い山頂ではありましたが、十分乾いた喉を潤す冷たいゼリー! ザックを下ろして山頂からの光景をカメラにおさめました。

記念写真

山頂から続くなだらかな稜線、小さな避難小屋も見えています、少し残雪も見かけますね。そして遠くピンネシリが佇み「あぁ〜〜〜3年前はあそこまで行ってAコースを下りたんだったよねぇ〜〜〜若かったからなぁ〜〜〜」おっさんは感慨深げに呟いていました。

視線を移すと、842Mピークへと続く尾根には登って来る人達の姿もチラホラと見えていました。「風も強いしもう下りようか、Cコースも楽しみだし」二人は山頂滞在時間15分で下山を始めたのでした。

展望1
山頂から続く稜線、左に小さく避難小屋が見える。 遠くピンネシリ

展望2
842mピーク(左)から続く尾根(Bコース)

続いて登って来た二人組みに席を譲るように、おばさんは階段を下りはじめました。それにしてもここからの展望もかなりの高度感です。842Mピークへと続く尾根道は深い谷に落ちこんでいる斜面のぎりぎりを進んでいるのが良くわかります。

下山

途中何組かの人達とすれ違いながら842MピークからCコースへと向かいました。そしていきなり登山道の両脇に咲いていたミヤマオダマキの群落! ここで10分ほどの撮影タイムです、これもまあ見事でしたねぇ。

ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ

Cコースの一番の問題点は間隔の狭い階段でした。小さな子供さんにはちょうど良いのでしょうが、大人では歩幅が合わないのです。ぎこちなくチョビチョビと下りるのですが、ちょっと油断すると躓きそうになってしまいます。あきらめてゆっくりと下りるしか無いでしょうね、ただ救いはこのコーズ全般に言えることですが、Bコースよりも傾斜が緩いことです。

階段

登って来る女性にムシさんのことを聞いてみました。「すごいですよ、こんなに差されました」、、、あぁ〜〜〜やっぱりと思っていると間もなく、「お待ちしていました、ようこそ!」とばかりにムシさんが軍団を為して歓迎してくれるわけであり、それは登りの時よりもひどく、ちょっと休憩して水分補給〜〜〜でも立ち止まるともうスゴイのです。
「行こう行こう」二人はもう休むのを諦めました。「ムシさんより早く歩けば良いのかなぁ〜〜〜」二人は駆けるとうにして下りて行きました。

と、ある瞬間にピタっとムシが居なくなりました。湿度や気温のせいなのでしょうか〜〜〜「これで落ち着いたねぇ〜〜〜さあさあ、あとはのんびり行きましょう」11時30分Cコース登山口へ到着です。

ここからBコースの駐車地点まで約1kmくらいでしょうか。道路の脇に咲くキバナイカリソウの群落に歓声をあげ、とてつもない大きなノビネチドリに驚き、、、一面に咲くタンポポに包まれながら山行を終えたのでした。

キバナイカリソウ

タンポポ

コースタイム(含休憩、写真撮影、花見時間)

Bコース登山口 07:45  842mピーク 09:20  山頂 09:50-10:05
842mピーク 10:30  Cコース登山口 11:30  Bコース駐車地点 11:50


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