斜面の途中でスキーをデポ、そこからはつぼ足で雪面にキックを入れながら１歩１歩登るのですが、キツイきついゼイハアの世界が続くのです。

「何故そんな苦しいところを登るの？？」っと疑問を抱く方もいらっしゃいましょうが、もう少しこの物語を続けてご覧ください。きっと納得いただけると思います。

あれれれっ！！！釣師まっちゃんが遅れています。あれだけヤカマシ〜〜イほどしゃべっていたまっちゃんが、もううつむいて必死に斜面へしがみついているのでした。
おっさんは「まっちゃ〜〜ぁん、大丈夫かあーーい？」と叫ぶと、まっちゃんは「大丈夫なわけ無いよぉーーお、心臓が破裂しそうだぁあーーー」と力無くつぶやいたのでした。
やさしいおっさんは思わず「ニヤーーーッ」と微笑んだのでした（ヒーーイッーー）

さあ、さぁ、さあ！！そんなこんなであんなでホイ、いよいよ山頂が目の前です。前を進むＧＯちゃんとあのＱさんが「山頂標識が見えたぁーーー」