さあさあ、とにかく進みましょう、山頂はまだ彼方ですよ。おばさんも元気に歩き出しました、「さあ、行くわよっ」。
なだらかな尾根沿いにどんどんと進みます。南側の斜面(山頂へ向かって右側)では一部雪庇がはりだしていますので注意しましょう。又風の影響で吹き溜まりも出来ていますので、足元を確認しながら進みましょうね。
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山頂へ向かって進むおばさん
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一見遠く見える山頂は思ったほどではなく、小さなアップダウンで直下へ辿りつき、最後は山頂へと続くなだらか斜面を進みます。もちろん背景には恵庭岳や支笏湖がどーーんと広がるのですよ!
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山頂へと続くなだらか斜面を登る
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最後はエッサカホイサカと登って12時43分遂に山頂へ到着です。標識がその頭だけを雪面に出しているのをみつけて、早速記念写真、久々の山頂におばさんもうれしそうです。
思っていたよりも風も無く、あまり寒くはないのですが、インスタントのお汁粉に舌鼓をうってすぐさま下山開始13時05分。
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いつもならシールを外してレッツラゴーと言ったところですが、登り返しがあるのでとりあえずそのままスタート、反射板でシールを外し一気に?滑り降りました。
途中から又シールをつけて登り返し、約570mのコル地点へ到着14時3分、そこからはトラバース気味の登りのトレースをそのまま進み、
夏道に戻った地点でシールを外したのですが、が、急斜面の細い夏道ではスキー操作もままならず、横の斜面に突入すると笹がスキー板をムンズと掴むは、小さな木々が隠れていてガッキーーンと衝突するは、、、思わずドサッと倒れるおっさん、
さすがに途中からはスキー板を外してワッセワッセと歩いて下りだし、14時45分登山口へ到着です。
やんややんや、結構苦労した山歩き、でも2002年の最後を締めくくりピークを踏めた満足感に浸っていた一行だったのでした。「さあ、来年も頑張るどーーー」おっさんは疲れた体に鞭打って、こっそりとつぶやいていたのです。
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コースタイム(含む休憩時間)
登山口 09:30 570mコル 10:54 反射板(785m) 12:20 山頂 12:43
【登り 3時間13分】
山頂 13:05 570mコル 14:03 登山口 14:45
【下り 1時間40分】
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