雪面に描いたシュプール

さすがに稜線上は冷たい風が少し吹いていて、立ち止まっているとどんどん寒くなってきました。「ちょっと下がって昼食にしましょう」そう言いながら一行は下山を開始しました。

もちろん誰言うともなく昼食場所はあのモンスター軍団に包まれた、しかも見とおしの良いところ!テルモスに入れてきたホットコーヒーをゴクリと飲み干す、熱い感覚が喉元を流れて行くと、ホッとしながら静かに軽食を頬張るのでした。

モンスターに囲まれて
写真提供:koyaさん

13時15分、いよいよモンスター軍団に別れを告げる時がやってきました。支笏湖をしっかりと目に焼き付けて、ゆったりとスキーを滑らせて行ったのです。

下山開始

なだらかな斜面ですが、軽い雪質のせいかまるで林間コースを滑っているかのよう、木々の混んだ急斜面はちょっと苦労しましたが、最後の広い真っ白な雪原はことのほか楽しく、おばさんの後ろを追いかけながら、滑りながら撮った一枚の写真、なかなかでしょう〜〜〜

おばさん滑る

振りかえると徳舜瞥山の山頂はちょっと青空が増してきているようでした。でも悔しさなんて微塵もありません、それよりも大モンスター軍団に囲まれたこのルートの素晴らしさに出会えた満足感が、雪面のシュプールにそっと描かれていたのでした。
ホロホロ山北西尾根、またきっと、、、おっさんとkoyaさんは無言で確認していたのです。14時18分、工芸館前駐車場に到着です。

雪面に描いたシュプール

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