さて、北鎮岳からお鉢平の展望を楽しみながら、11時9分中岳分岐、そしていよいよ紅葉の裾合平へ向かって降りだしたのでした。 斜面のところどころが赤く染まって見えます。なんだろうと走りよると、ウラジロナナカマドの実が真っ赤に色づいていたのでした。そんな背景に今登ってきた北鎮岳が・・・・・・「いいんでなーーあーいい・・・」
鋸岳と北鎮岳
やがて深い渓谷を降りると、そこにはあの有名な中岳温泉が待っていたのでした(11時35分)。 温泉と言ってもべつに宿泊施設があるわけではなく、番頭さんが受け付けしているわけでもなく、自然の中に滾々と涌き出るお湯をひきこんでいるお風呂なんです。 手を入れてみましたが、ちょっとぬるめのお湯といった感じで、とても気持ちよさそうです。みなさん足をお湯につけて楽しんでいます。会話も弾んでいるようです。 肉体に自信の無いおっさんは、遠くから眺めながら、昼食にしました。
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