翌29日(祝)、おっさんは強い風とおばさんの声で目覚めました「素晴らしい天気になりそうよ、、、朝日がぁ〜・・・・・」 おっさんはカメラ片手に震えながら小屋の外へ飛び出しました。ビューーーと風が吹き荒れ、、、しかし上空には1点の雲も無く、朝日が次第に昇り始め・・・・・ ああぁ〜〜どこまでも広大な高根ケ原の彼方には忠別岳を従え、あの、あのーーーートムラウシ山がドッシーーーンと聳えているわけであり、 その向こうにはオプタテシケ山から十勝連峰が続き、十勝岳の噴煙がたなびき、、、それはドボルザークの新世界であり、、、それは朝日を浴びて「これでもかっ」とその近寄れぬ威厳さを前面に押し出して迫ってくるわけであり、、、 長い辛い山行をクリアして手にしたこの眺望に「こ、こ、これはーーーっ」おっさんが大声で叫んだのは言うまでもありません。 |
高根ケ原の夜明け |
記念写真のポーズは?? |
さて、朝食を済ませた一行はトムラウシ山をバックに記念写真を撮り、、、で、で、このポーズは何なの?? 7時30分白雲小屋を発ちました。今日も又長い一日の始まりです。どんなドラマが待っているのでしょうか、どんな叫び声が聞こえるのでしょうか、、、 |
白雲岳避難小屋を取り巻く眺望(トムラウシ山と十勝連峰) |
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