しっかりとカメラを両脇で固定して、ズームで狙って見る、、、白い岩は石灰岩なのでしょうか、その周りをミヤマダイコンソウが黄色い縁取りをして、背景には新緑の深い森! 「うんうん、、良いんでないかい〜〜でもこれが限界かなぁ」おっさんは息を止めてシャッターを押したのでした。 「こっちにも咲いてるよ」少し先の岩壁にも、ミヤマダイコンソウは咲いていました。これは本当に見事でしたよ。 |
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「おやっ、これは〜〜〜何だぁ〜〜〜コメバツガザクラかな?でもそれにしてはちょっと形が違うようだし」おっさんはkoyaさんを呼びとめ絶壁に張りついた小さな花の塊を指差しました。もちろん正面から見て確認することは出来ません、とにかく上から見下ろすしか無いのです。 「ヨッシャー」おっさんはしゃがみこみながら腕を一杯に伸ばし、液晶を回転させてカメラのレンズは下の花へ〜〜〜「さあもうどうにでもなれぇ!!!」とシャッターを押しました。それがこの一枚、ナガバツガザクラだったのです。後ろ向きの構図だって粋なもんじゃありませんか! |
ナガバツガザクラ |
コミヤマカタバミ |
登山道が再びハイマツ等の低木の中に入ると、ミツバオウレンやゴゼンタチバナ、マイズルソウ等が群落をなし、そんな中にもピンクの筋が浮き出たコミヤマカタバミが可愛いらしく咲いていて、、、 そんな花を楽しみながらの稜線歩きだってやはり疲れを感じて来るものであり、確実に山頂が近づいているとは言え、やはり「まだか、まだか」と言う気分になって来るのでした。 |
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