そしてその頃からでしょうか、稜線に向かって右側の木々が(西斜面)光り始めたのです。なんじゃろなーーと近寄って見ると、木々に氷がはりつき、それに日光があたってまるで宝石のように輝いているのでした。「こ、こ、こりゃあーーきれいだーーー」 |
木々の枝に宝石のキラメキが・・・ |
そしてそのまさしく樹氷がびっしりと木々にはりついてくると、一面が真っ白になって見えてくるのです。 山頂直下から見上げると、緑の斜面がちょうど半分真っ白になっているわけであり、どんどんと進むとハイマツも凍てつき、頭上からは時々パラパラと氷が落ちてきて、それはそれは何とも言えぬ雰囲気なのです。 「なんとま〜〜〜こんな光景に出会えるなんて」おっさんとkoyaさんはシャッターを押し、koya奥様とおばさんはその美しさに「きれーーーいーー」と叫んでいたのでした。 |
樹氷の向こうに山頂部が見える |
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しかしここで注意が必要です、実は稜線がどんどんと確実に細くなって行くのです。そして足元を見下ろせばスッパリと切れ落ちているところもあります。おっさんはちょっとこわごわと覗き込みながらシャッターを押していたのです。 |
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