前方にどっかーーーんと富良野岳が重量感たっぷりに姿を見せると「ほっら〜〜〜これだよこれだぁ〜〜」おっさんはいつもと変わらず叫び声をあげながらシャッターを押し、おばさんも満足そうに歩を進めるわけで、、、 なだらかに続く登山道も紅葉と展開される展望にたいくつしない時の経過となるわけで、これがガスに包まれた見とおしの効かない山行ともなると、ただただ黙々と、、、ということになるわけで! |
富良野岳 |
大きな沢の間からは眼下に広がる雲海の彼方に増毛山塊が見えてきて、なにやら小さくピョコッと尖った山が、、、黄金山でしょうかね!この写真では確認できませんが肉眼でははっきりと見えていました。 |
眼下に広がる雲海と、遠く増毛山塊 |
足元に目をやると、紅い葉とまだ青い葉が入り混じって凍てついたチングルマ、、、でもなにかその様子が可愛らしく、思わず立ち止まってしまうのでした。 ひとつ注意を、凍てついている草花があると言うことは当然登山道も一部(火山灰地)凍っていました。帰路子供さんが滑っていました、思わず「そこは滑りますよ〜〜〜」と大声をあげると、大人の方が手を引いて登って行きました。小さなお子さんを連れて登るときなどは気をつけましょうね |
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さて少しづつ高度が上がってくると、背景に広がる展望を楽しみながら歩くことになり、 三段山から尖った十勝岳、上ホロカメットク山などが見えてくるのです。「今日は大丈夫よね」「決まってるよ、これだけの天気だよ、全て見せます富良野岳!なんてタイトルがつきそうな展望ゲットだよ」おっさんは自信たっぷりと叫んでいました。 |
背後には三段山、十勝岳、上ホロカメットク山が |
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