11時55分、下山を開始しました。シールを外して慎重に、ゆっくりとキックターン、そして斜滑降、キックターン、、、転倒出来ないシーンです。少しなだらかな地点まで降りてほっとする瞬間でした。 「沢を滑り降りた方が」そんなkoyaさんのあとに続いて斜滑降で少し高度を下げ、傾斜の緩んだ地点からまばらな木々の間を滑って行きました。気温もあがって重いかなと思っていた斜面も、まずまずのパウダー、しっかりと感触を楽しみながら林道へと滑り降りたのです、12時35分! |
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林道は多少登り返しがあるものの、シールは外したままでも大丈夫です。やがて木挽大橋と小天狗岳が見えほっとするのですが、林道はまだ大きく沢を回りこんで進んでいますので、まだかまだかのゴール地点なのです。 13時20分、無事林道入口へ到着です。ピークを踏めなかった一行だったのですが、何故か充実感に浸った表情で「お疲れさまでした、いやぁ〜〜〜楽しかったですよ」そんな言葉が交わされたのです。 翌日koyaさんからメールが届きました。「目指す山全ての頂に簡単に立つ事が出来るなら、楽しみも半減するのではと、、、登れない山があってこそ楽しめるものだと思います」 ・・・・・・・心地よい言葉ですね。 |
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木挽沢林道入口 07:00 標高約610m 08:30 神威岳からの稜線 10:05 標高約1050m付近 11:00-11:55 標高約610m 12:35 木挽沢林道入口 13:20 |
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赤は登り 青は下り |
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