koyaさんを先頭に雪庇へ向かって進んで行きました。かなりの斜度がありますから大きくジグを切って、、、おばさんが続きます、あのQさんが続きます。 |
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上空には少し雲も舞い始めていました。雪庇の向こうの山頂を目指して慎重に登って行く一行、とりあえず雪庇付近の状況を確認しながら、進む方向を探して行きました。やはり正面突破は不可能です。 おっさんは雪庇の右を巻くように北側へと進んでみました。しかし雪庇は予想以上に大きく伸びていて、しかもその下は40度くらいはあるかのような斜面が落ちこんでいたのです。おっさんは立ち止まりました、怖いと思いました。 後ろからkoyaさんが、「どうですか?行けそうですか?」、おっさんはちょっとためらいながら、「こっちからは無理ですね、戻ります」と答えたのでした。慎重にキックターンして戻りました。 |
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雪庇の左側も急な斜面です、雪崩を誘発しかねません、「こっちも駄目ですね」。あのQさんはスキーを外してちょっと歩いてみましたが、腰くらいまで埋まってしまいました。 一行は顔を見合わせながら誰ともなく、「止めましょう、ここが我々のピークと言うことで」標高約1050m、ゆっくりと確実にキックターン斜滑降で少し降りて、休憩することにしました。 |
雪庇下の急斜面 |
ほっとしながら、ザックを下ろし神威岳をバックにして記念写真を一枚
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