恵山(618m)、海向山(570m)ツツジ巡り

火山れきの中を進むそして翌朝は恵山へ向かいました。さて天候は????ありゃりゃりゃあ!!低い雲が空を覆い、いっこうに晴れる気配はなく、賽の河原駐車場も濃いガスの中なんです。

「なんでぇぇぇ〜〜?今年の夏山はズーーッと晴れマークだったのにぃぃ〜〜〜」おっさんは心なし小声でつぶやきました。
「でもこれって、一度じゃ全てはみせないぞお〜おぉぉ、という事なのかなあ〜〜、雨さえ降らなきゃいいんだよお〜〜」自分に言い聞かせるおっさんだったのです。

7時40分恵山へ向けて出発しました。全員カッパ着用です。雨は降っていませんが相変わらず濃いガスがたちこめています。
荒々しい火山灰と火山れきの中にエゾイソツツジが周りに咲き乱れ、これがまた延々と続くわけで、黙々と登る一向もその美しさにしばし見とれるのでした。
約55分で山頂へ到着、展望は全くききません。すぐさま引き返し賽の河原駐車場へ、9時33分でした。


エゾイソツツジ
エゾイソツツジ

さてここでちょっと休憩して、次は今回の山行の最後を飾る海向山へ向かいます。
まだ見ぬ
「サラサドウダンツツジ」に、おっさんとおばさんはドキドキしていました。

林の中をどんどんと進むと、やがてやがて、さあさあ、そうそう、ごったいめーーん、、
サラサドウダン、ごたいめ〜〜〜んだったのです。更紗模様の花はたっぷりと水分を含んで、ぶら下がり、控えめに美しく、うつむき加減に微笑んでいたのでした。
「ああ〜〜やっと出会えたねぇぇ〜〜」
おっさんは何故か遠い幼い頃の日々を思い出していたのでした。サラサドウダンツツジは高い木々の枝先にあったり、ちょうど背の丈ほどの木々にぶらさがっていたり、、、、、、、

さあ、ついに出会えたサラサドウダンツツジ、果たしてどんな姿を見せてくれたのでしょうかあぁぁぁ〜〜次のページだ、次のページだぁぁあ〜〜〜

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