高度計に目をやる、すでに1200mだ、私達は南へ方向を変えながら登り続けた。 誰も登ってくる気配はない。次第にややクラスト気味の斜面も現われる、風が強く吹き付けるのだろう。高度がどんどん上がってきて、、、目の前に広がるうっすらとした光景、、、おばさんは進んだ、、、 |
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やがて余市岳が目に飛び込んで来ると、もう山頂である。どこが山頂か良くわからないが、一番高く見えるところで記念写真を撮る、10時25分。 おばさんは大好きな大雪原が広がる方向を見つめた・・・声にならなかった・・・ |
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