たくさんの装備を使いながら巧みにロープを操り登って行く人、
私にはそれはもう「ひとりぼっちのワンマンショー」のように見えるわけで、
舞台は情け容赦無い岩であり、
客席には誰もいないわけで、
スポットライトも無く、ひたすら登る
時には岩にへばりつき、
時には空間へ体を投げ出し、
小さな岩のくぼみを求めてひたすら登る、、、、、
そんな光景に別れを告げて、西赤岩山へ向かった時にadachiさんの表情が緩んだのは私の想い違いだったのだろうか。
西赤岩山頂は強い日差しに被われていた。ここで私達はおにぎりを食べた。
ウグイスが鳴いている、のどかだった。
私はのんびりとしながら緊張からときほぐされた開放感にしたった。
でも何故かもう一度歩いてみたい、なにかひきつけるものがある、何なのだろう、、、、、、わからないけど、もう一度機会があったら赤岩周辺を歩いてみようと思う。
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