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垂れ下がったロープを補助に崖を慎重に攀じ登りました。確実にゆっくりと進みましょう。足元に注意しながら山道を進み尾根へと向かって行きました。

難所2

山道には距離表示した案内標識がありました。これを見て「えっ、まだ2kmしか歩いてないの?」と愕然とするわけであり、「いやいやこれはなかなかですねぇ〜〜〜」と半ばあきれ顔で呟く一行だったのです。

山道には目印のピンクのテープがぶら下がっていますから、見落さずに進むとあまり迷う心配は無さそうです。ただ小さなけもの道らしき踏み跡もありますので、紛れこまないように注意しましょう。

標識

山道の所々に壊れた碍子が落ちていました。この道が実際に人々の生活をささえるルートだったことを実感させてくれました。東口を出発して約2時間半、原田旅宿跡に到着しました。明治時代にこんなところに宿があったのですね〜〜〜なにか歴史の一端にふれたような気分です。

旅宿跡

山道にはあいかわらずエゾオオサクラソウが咲き、そしてそれは時には山道の両側を埋め尽くすわけであり、「うっわぁ〜〜〜これはぁ〜〜〜すごいっすねぇ〜〜〜」と叫びながら酔いしれながら進むことになるのでした。

サクラソウに囲まれ

何回か沢を越えて、尾根沿いの山道が海岸線に向かうようになると、目的地が近いことを知ります。やがて山道は昆布干し場沿いの舗装道路に出るのです。
深い歴史の世界から抜け出し現実の世界に戻って、ふ〜〜〜っと安堵の???ため息が出る瞬間でもあります。

昆布干し場

舗装道路を少し進むと三叉路となり、まっすぐに進めば山道の西口方面、一行は左へ折れて国道へと向かったのでした。

次のページから山道で見かけたお花を紹介いたします。よろしかったらお立ちより下さいませ、、、そして明日はアポイ岳へと向かいます・・・

国道へと


コースタイム(含む休憩時間)
山道東口 10:50  ルランベツの沢 12:35  原田旅宿跡 13:15  バス停留所「コトニ」前 14:35

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