やがて岩壁を左に、そして右に落ちこむ斜面を意識しながら、細い登山道を進んで行くこととなり、いやがうえにも緊張は少しずつ高まって来るわけで、、、「こんなところで転んだらヤバイよなぁ・・・躓いてもまずいぞ・・・」なんて思ってより慎重な歩みとなるおっさんだったのでした。 |
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細い岩稜にでると、何となくまわりはスッキリしてきて、とにかく前へと進んで行けば良いのですが、、、あまり下は見たくもなく・・・前方の岩塔を意識しながら、、、 |
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しかし今度は左側がすっぱりと切れ落ちていて、見るなと言われてもついつい視線は見下ろしているわけであり、、、これはもう怖いわけで・・・しかしまだまだ山頂へは緊張を強いられる個所があることは知っていて・・・ |
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恐る恐るカメラを取り出して構えると、おばさんは一気に目の前の岩斜面を登りきって行こうとしているわけであり、、、 |
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そして登りきると、今度は左側が切り立つ岩壁、そして右側は切れ落ちた斜面となり、細い登山道にはロープが垂れ下がっているわけであり、、、「こんなところで地震がきたら、どうすんだぁ」おっさんは怒りの声を自分にぶつけながら、おばさんの後に続いて行ったのでした。 |
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