今回の山行で見られたその他の花々から~まずはスミレについて。オオタチツボスミレは沢沿いの登山道の両側を彩るように咲いていたし、尾根に上がってからもあちこちで群落を為していた。ちょうど見頃だったと言って良いだろう。ほぼ終盤だったのがスミレサイシンだった。それでもまだ花の形をとどめていた?ものを見つけてカメラを向けた。ミヤマスミレはやっと咲き始めたところ、これからが楽しめるだろう。 アイヌタチツボスミレはちょうど見頃だった思う。タチツボスミレと勘違いして見過ごしてしまいそうな花なのだが、側花弁の内側にある白い毛が見分けの一番のポイントだ。結構あちこちで見ることができた。 |
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オオタチツボスミレ | ||||
スミレサイシン | ||||
ミヤマスミレ | ||||
アイヌタチツボスミレ | ||||
どちらも大きな花姿が魅力的なシラネアオイとサンカヨウ。ちょうど見頃を迎えつつあるところだった。どちらも大きな葉が特徴的で、紫系の色の萼片(花弁)を持つシラネアオイは遠くからでも目に飛び込んで来る。白い小さな花弁を3~10枚ほどつけるサンカヨウ、ここでは渓流沿いにも咲いていてくれてとても良いムードだ。 |
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シラネアオイ | ||||
サンカヨウ | ||||
この山域では多くのエンレイソウを見ることが出来た。変異の多い植物で、こまかく観察すると様々な違いがあるようだ。。 | ||||
今回は何となくその特徴的なものをカメラにおさめてみたが、時間が許せば萼片、子房、葯などの形状や色の違いなどをじっくりと見ながら歩くのも楽しいかもしれない。 |
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最後はニリンソウである。登り始めのころはまだ花は閉じていたが、帰路では登山道脇を埋めるように咲き始めていた。そんな中に品種ミドリニリンソウを探してみるのは楽しい。登りの時にはちょっとしか見つけられなかったのだが、帰路では結構目についた。その度に立ち止まりしゃがみ込んでカメラを向ける。こんな調子だったから私達の下山は何時にもましてスローペース。なんと登りの時間をオーバーしたのだから・・・(参考にはならないが、この日は登り2時間50分、下り3時間5分だった) |
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ニリンソウ | ||||
ミドリニリンソウ | ||||
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コースタイムは参考になりませんので省略します 【歩行距離 10km 延行動時間 6時間15分】 |
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