奥三角山

狭い山頂だがベンチが二つ設置されていて～座りながらゆっくりと展望を楽しむことが出来る。眼下に広がる札幌市街、円山や藻岩山方面、そして遠く恵庭岳や空沼岳も見えていた。そんな景色をひと通り撮影して、水分補給、軽食を頬張り小休止だ。

円山（右奥）とその手前に神社山、そして札幌市街が広がる

右奥に藻岩山、その手前に宮の森ジャンプ競技場が見える

遠く恵庭岳や空沼岳が見えていた

木々の間から三角山

帰路は・・・急斜面を避けて西側の尾根を下った。途中で2個所ほど左へ分岐する広い道があるが～あくまでも尾根に忠実に下って、やがて自然歩道に出る。左へ進むと小別沢へ～ここは右へ進路をとって奥三角山の北側斜面をトラバースしながら、登って来た尾根路に戻った。

西側の尾根を下る

自然歩道へ出て右へ

奥三角山の北側斜面をトラバース

大倉山に向かって登り返しの始まりだ。「あっ、ヤナギよ」おばさんが指差す。まだ出始めのようでズングリとした白い花穂が良く目立つ。ネットで調べてみたのだがどうやらエゾノバッコヤナギのようだ。
「ナニワズよ」登山道脇のあちこちに見られるのだがまだ蕾が固い状態、、、それでも「咲いてるよ」と一株のナニワズを見つける。そんな春の息吹を感じながらの尾根歩きは楽しい。

エゾノバッコヤナギの花穂

ナニワズ

尾根路を戻って三角山への分岐に到着。左へ進むと往路の哲学の道だが、ここはまっすぐに進んで急な階段登りとなる。登りきった先に「三倉の大下り」と書かれた標識がある、三角山と大倉山から一文字ずつとったものだろうか。四阿のある分岐は右へすすむと十の坂を経てほどなく三角山の頂上だが、今回は左へと進路をとり、さらに八の坂への分岐を左に分けて直進、大きくジグを切りながら下って～やがて「二人静かの道」へと進んで行く。