この日は~風は弱く春の陽射しが降り注ぐ心地良い森林浴日和だった。静けさもたっぷりと満喫できて贅沢極まりないひと時だったのである。足元に咲く花々が続く。終盤ではあったがオオタチツボスミレがまだ咲いていた。大きな塊になるとなかなか見応えがある。タチツボスミレは一か所で見ただけだった。ミヤマスミレはやっと咲き始めたところ。 |
オオタチツボスミレ |
タチツボスミレ |
ミヤマスミレ |
やがてT6分岐に到着だ。ここで旭山記念公園コースが合流して~藻岩山山頂へと続くことになるのだが、私達のこの日の山頂はここまで。新緑の奥には藻岩山の山頂が見えていた。ちょっと日陰を選んでザックを下し小休止、もちろん水分補給には余念がない。 さて、もう一度足元に咲く山野草のおさらいをするように、私達はゆっくりと戻り始めた。この時期の緑の美しさは、盛夏の時とは違うワクワク感がある、もちろん足取りも軽い。アイヌタチツボスミレはちょうど見頃だった。オオタチツボスミレと良く似ているが~見た目の花姿はちょっと違う印象がある。側花弁内側の白い毛で最終判断をしているが、ここではある程度限られたところで咲いていた。 |
T6分岐付近からの藻岩山 |
T6分岐点 |
新緑に包まれて |
アイヌタチツボスミレ |
「もう終わってるよね」と思っていたシラネアオイだが、行程の終盤ではまだ綺麗に咲いているものもあった。今回一番目についたのがフデリンドウだった。あっちにもこっちにも点々と咲いていた。まるでタテヤマリンドウかと思わせるような淡い色合いのものもあった。じっくりと探せば白花もあるのかもしれない。 12時10分、駐車地点に戻った。新緑と野鳥と、そして咲く花々と静けさを満喫出来た一日となった。 |
シラネアオイ |
フデリンドウ |
花冠が淡い色合いのフデリンドウ |
歩行距離 6.3km 延行動時間 4時間5分 |
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