岩場でチシマギキョウがいい感じで咲いていた。れき地を埋め尽くすように咲くコマクサ、ちょっと微妙だが白花も見られた。ウスユキトウヒレンやカラフトゲンゲも咲き始め~ムカゴトラノオも見ることができた。 他では数は少ないもののエゾタカネスミレやリンネソウ等も見られた。エゾツツジはこれからと言ったところだろう。咲いていたミヤマリンドウにカメラを向ける。「あっ、これ見て」おばさんが指差す先にあったのはエゾイチヤクソウだった。この山域で見るのは初めてだった。いよいよ平山も短い花シーズン到来の感がある。 |
チシマギキョウ |
コマクサの群落 |
コマクサ(おばさん撮影) |
白花品も |
ウスユキトウヒレン |
ムカゴトラノオ |
カラフトゲンゲ |
タカネスミレ |
リンネソウ |
エゾツツジ(おばさん撮影) |
ミヤマリンドウ |
エゾイチヤクソウ |
漂うガスは刻々と変化して~時折、小槍の鋭峰や平山山頂方面が望まれた。ザックを下して大休止、水分補給&昼食タイムだ。「ほんと静かよね」akamさんが言う。結構多くの人達が登って来ているのだが、分岐から左右に分かれて進むため静けさ満喫だ。 私達は下山を開始した。滑りやすい足元に注意しながら慎重に下って行く。まだまだ登って来る人達が続いていた。私はいつも通り最後尾を進んだのだが・・・シダ植物の前で足が止まってしまう。もう一度ゆっくりと観察しながらカメラを向ける。さらに登山道脇に咲く花々を再度撮影、そんなスローペースで下って行くと、下でおばさん達が待っていてくれた。「大丈夫?心配してたのよ」「ゴメン、写真を撮ってたもんで」。 14時30分、登山口に到着。装備を解いて~白滝道の駅へ。「お疲れさまでした」「またどこかで」そう言葉を交わしながらyamazさん達と別れた。 |
ガスが漂う稜線を行く |
時折、鋭峰の小槍が見えて・・・ |
平山山頂方面 |
【歩行距離 8.5km 延行動時間 8時間20分】 |
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