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| 9合目から少し登って次のコブは右側を巻き~さらに下っていよいよ頂上へ向かって大きく翼を広げたような広い稜線を登って行く事になる。もちろんその登山道脇にはシラネアオイが咲いて迎えてくれるのだから、登りの辛さはあまり感じない。ちょうど見頃のもの、まだ蕾のものなどもあり~これからもう少し先まで楽しむ事ができそうだ。 一気に登り切って伊達紋別岳の頂上に立った、9時50分。駐車場をスタートして2時間40分ほどであった。  | 
    
9合目から少し登って  | 
    
次のコブは右側を巻き  | 
    
シラネアオイに囲まれて  | 
    
伊達紋別岳頂上へ  | 
    
| ザックを下して汗を拭い、ミネラル飲料を飲み干す。遠望はもちろん霞んでいたが一応カメラにおさめて~腰を下そうとした時、先行していた単独の若い女性から声をかけられた。「あの~白滝の道駅でお会いしてませんか?」「えっ?」まじまじとその女性の顔を見てハッと気づいた。「あっ、平山でお会いした方ですか?」「えぇ~そうですそうです」女性はニッコリと微笑みながら頷いた。思いがけない出会いで山談義に花が咲いた。 「それじゃ、お先に~」「追いつかれるとは思いますけど」そう言って私達は先に下山を開始した。「思っていたよりも静かな山になったね」「今日は土曜日だし天気も良いしもっと混み合うと思っていたんだけど」。しかし下って行くにつれて次から次へと登って来る人達が続いた。この時期にはやはり人気の山なのである。 広い稜線をどんどん下って行く。眼下の谷藤川を挟んだ深い沢方面に新緑と春紅葉が淡い色合いで広がっていた。それはパステルカラーとでも言うべきなのだろうか。立ち止まり~「春爛漫」の彩りをファインダー越しに見つめる。  | 
    
眼下に霞む噴火湾と伊達市街  | 
    
洞爺湖方面もほとんど霞んでいた  | 
    
広い稜線を下って行く  | 
    
眼下の谷藤川を挟んだ沢に広がる新緑と春紅葉が美しい  | 
    
| 伊達紋別岳で見られた花々 その3 | 
    
| シラネアオイはこの時期この山に咲く花の代表格だろう。その輝きを求めて多くの人達が訪れる。淡い色や濃い色などの微妙な色合いを楽しむことが出来る。登山道脇に群落となって咲いていることが多いので、その美しさはまた格別である。小さな白花がそっと隠れるように咲いていた。 | 
    
クルマバツクバネソウ  | 
    
ニシキゴロモ  | 
    
エゾノイワハタザオ  | 
    
ヒメナツトウダイ  | 
    
鮮やかな濃い色合いのシラネアオイの群落  | 
    
白花が・・・  | 
    
やや淡い色合いの群落  | 
    
| 入山ポストに下山時刻を記入して~駐車場へ向かって下って行く。眼下に見る満開の八重桜が私達を迎えてくれた。12時15分、満車状態の駐車場に到着。車のドアを開けると強烈な熱気に襲われた。さて、今回の山行はここまでなのだが~翌日私達はもうひとつ山に登ることにしていた。そのレポートはまた後日。 | 
    
満開の八重桜に迎えられて  | 
    
| ユキワリコザクラ | 
| コースタイム(含休憩時間) 駐車場 07:10 3合目 07:50 7合目 08:40 頂上 09:50-10:05 7合目 10:55 3合目 11:25 駐車場 12:15  |