木々の間から秋の陽射しが注がれて一段と輝きが増してきた。ゆっくりとそんな光景を楽しみながらあまり歩を止めることもなく進んで行く。花シーズンとは違ってしゃがみ込んで撮影することはほとんど無い。立ち止まってパシャリパシャリとシャッターを押すだけだから後続の人達に追い抜かれることも無かった。
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紅葉に包み込まれながらやっと登りきると、右下が切れ落ちた崖になっている尾根に出て、眼下にさっぽろ湖を望むポイントに出る。目の前には神威岳、そして遠く砥石山なども見えている筈なのだがそれを特定するのはちょっと難しい。この地点から少し先に進むと烏帽子岳と神威岳がスッキリと連なって見える。遠く手稲山、そして紅葉の奥に少しだけ冠雪した無意根山を見ながら紅葉トンネルと抜けるとその先が頂上である。
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眼下にさっぽろ湖を見る
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左に烏帽子岳、中央に神威岳
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遠く手稲山
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紅葉の奥に少しだけ冠雪した無意根山が見えて
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頂上へ
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9時25分、小天狗岳の頂上に立った~登山口から1時間15分であった。頂上からの展望はほとんど木々に遮られてしまう。それでも一応定山渓天狗岳の山容を確認出来る写真を撮った。参考までに2005年5月の同じ位置からの写真と比べてみると木々の成長過程を十分知る?ことになる。
ほどなく登って来た単独の男性はすぐに「お先に失礼します」と下って行く。私達は頂上直下で15分ほど休憩して水分補給、軽食を頬張って下山を開始した。もう一度紅葉を堪能しながらゆっくりゆっくり~そして慎重に下って行く。次から次へと登って来る人達が続き、ついには大勢のグループが・・・狭い登山道だからすれ違いにも注意が必要だ。立ち止まって待っていると、「沢山登って来ますから、どうぞ下って下さい。ハイ下りる方がいますよ~」先頭のリーダーらしき方が声をかけてくれた。「どうも~、ありがとうございます」「どうぞ~」こんな気遣いが何となく嬉しい。
美しい黄葉に包まれて歓声をあげながら下って行く。小天狗岳の紅葉模様はいよいよ本番を迎えそうである。10時30分、登山口に到着。ダム下園地は紅葉を楽しむ人達で賑わっていた。
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頂上からの展望は木々に遮られる
画像クリックで2005年9月に撮影した頂上からの写真
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画像クリックで幅1024ピクセルの拡大画像表示
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美しい黄葉に包み込まれながら
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コースタイム(含休憩時間)
登山口 08:10 頂上 09:25-09:40 登山口 10:30 |