ハイマツの丈が段々と低くなって来て~やがて登山道は沢地形に沿って進んだり、沢を越えたりしながら高度を上げて行く。今回はこの沢地形に沿った登山道脇の紅葉に目を奪われた。小低木が多いのだが(おそらくマルバシモツケがメインだと思う)、周囲は紅葉と黄葉~さらに逆光の強い陽射しも相まって見事な輝きに包まれた。ファインダーを覗いていると先を進むおばさんは、まるでそんな中を漂うかのよに見える
ほどだった。
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ハイマツの丈は段々低くなって来る
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沢地形を何度か越えて
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沢地形を埋め尽くす紅葉
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登山道脇は小低木の紅葉に包まれて
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またハイマツトンネルの中を登って行く。しかしもう頭上からは十分な日射しを受けていた。ほどなくハイマツ帯を抜けると~「こんにちは」二人組の方が私達が登りきるのを待っていてくれた。「どうも~ありがとうございます」「山頂はもうすぐですよ」。この方たちと少し言葉を交わした。冬の三段山には登っているがこの時期は初めてとのこと。やはりこの紅葉の素晴らしさを実感されていたようだ。何となくうれしくなって~私達も3年前から登っていること等をお話しして別れた。
一気に展望が広がった。目の前には三段山の山頂部が見えている。頂上から沢へと落ち込む急斜面、そして眼下に広がる彩りに魅了されなが ら~さらにひと登りで三段山の頂上に立った、9時35分。キャンプ場前をスタートしてから2時間20分だった。
十勝岳から大砲岩、そして目の前に立ちはだかるかのように上ホロカメットク山、上富良野岳が続く。目を転じるとどっしりと富良野岳が鎮座していた。
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丈の低いハイマツ帯を抜けて
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頂上から沢へ落込む急斜面を彩る紅葉
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眼下に広がる紅葉
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後方に十勝岳、右前方が大砲岩
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大砲岩
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上ホロカメットク山(左)と上富良野岳
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富良野岳 |