10時05分、塩谷丸山の山頂に立った。先行していた単独の女性が寛いでいた。「暑いですね~」さしさわりの無い言葉をかける。私達はどちらかと言うと積極的に行き交う人達に声をかけることは無い、と言うか~それが苦手でもある。そしてその女性は何か一人を楽しんでいらっしゃる雰囲気も感じた。私達が展望を楽しんでいるうちに、単独の女性はさらに先の岩場の方へ進んで行った。私達も山頂周辺の花々を少し楽しんでから、、、後を追うように奥の岩場へと進んだ。
岩場からは一段と展望が広がる。この高度でこれだけの展望が楽しめるのだから、やっぱり塩谷丸山は魅力的でもある。毛無山の奥には小さく羊蹄山やニセコ連峰が見えていた。そして忍路から余市、更に積丹へと続く海岸線~奥には積丹半島の山々が連なる。
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少し先に進むと
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山頂奥の岩場に出る
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毛無山の奥に小さく羊蹄山やニセコ連峰が見えた、右後方は大黒山
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余市町の海岸線と、その奥には積丹岳と余別岳
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単独の女性はそのまま遠藤山方面へ行ったようで・・・山頂は貸切状態であった。ゆっくりと展望を満喫しながら軽食を頬張り、冷たいドリンクで喉を潤す。
ほぼ風も無く抜けるような青空の下の静かな山頂、「これはもう贅沢三昧だね」私はそう言いながら立ち上がり、周辺の花々にカメラを向けた。今年の開花は予想以上に早く、エゾマンテマとエゾノキリンソウはもう咲き始めていたし、大好きな花イワキンバイは見頃を迎えていた。苦手なセリ科の植物はハクサンボウフウだろうか~とても綺麗に咲いていたのでカメラを向ける。
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エゾマンテマ |
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イワキンバイ |
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ハクサンボウフウ
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エゾノキリンソウ |
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「そろそろ下りようか」、あまりの心地良さに山頂滞在時間は最近では破格の1時間10分となった。貸切の山頂を後にしてどんどん下って行く。「こんにちは~」次から次へと登って来る人達とすれ違う。私達と同年代?のご夫婦、山ガールや山ボーイ、、、塩谷丸山は~やはり人気の山なのだ。
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コースタイム(含休憩時間)
登山口 08:25 山頂 10:05-11:15 登山口 12:25 |