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前方にしっかりと青空をとらえて?、山頂手前のピーク西側斜面を横切って行く。なだらかで広い最終コルに下り立ち~そのまま緩やかに山頂に向かって登る。「このあたりからだな」私は振り返りながらファインダーを覗いた。

迫力のある大槍から山頂手前のピーク、そしてその奥には吊尾根(通称:アンギラス)が比麻奈山、比麻良山へと続く。奥に見えるのは武利岳や武華山などであろう。ガスの中から抜け出した展望はことのほか美しいものだ。何度もシャッターを押しながら~流れるままに得たこの光景に一礼!

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山頂手前のピーク西側斜面を横切り

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最後のコルへ

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山頂へ向かって

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大槍が美しい
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山頂手前にピークの奥に比麻奈山方面へと続く吊尾根(アンギラス)が

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比麻奈山、比麻良山方面
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タカネイ(イグサ科)

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タカネシオガマ
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上から見ると・・・

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チシマゼキショウ
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ミヤマリンドウ

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ミヤマアズマギク

コルからはひと登りで山頂だ。10時55分、私達は貸切のニセイカウシュッペ山の山頂に立った。登り始めてから3時間35分の長丁場だった。もちろんこれは花々を楽しみながらのタイムだから、普通に登ればこんなに時間はかからない。山頂標識は倒れていたので、ちょっと持ちあげてみた。意外とスンナリ立ち上がった?のでそのままカメラにおさめた。

山頂でのんびり休憩していると、やっと後続の人達が登って来た。数名のグループ、二人連れ、単独の男性等々、、、少し賑わいを見せた山頂で30分ほど寛ぐ。

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倒れていた山頂標識を立てて撮影

下りはやはりガスの中に突入だ、、、もう一度花々を愛でながら下って行く。そんな調子だから私達の後から下山して来た人達にも次々と抜かれてしまう。やがて樹林帯に入ったころに・・・「あれっ?雨?」ポツポツと雨が降ってきたのだが、白いパラソルの出番は少なくて、すぐに雨はやんだ。
14時10分、登山口へ到着。「お疲れ~」これは私達の合言葉のようなものだ。無事下山出来たことへの感謝の意味合いもあるのかもしれない。林道から国道に出てしばらくすると雨が降りだした。

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再びガスに包まれながら下山

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コースタイムは参考になりませんので省略します。

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