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エゾヒメクワガタ

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エゾノハクサンイチゲ

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エゾノツガザクラとエゾノハクサンイチゲ

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山頂に広がるお花畑

私達は山頂に広がるお花畑を愛でながらのんびりと過ごした。時折カメラを持つ人達が行き交う・・・上空を雲が流れていたが天気を崩すようなものでも無い。山頂に50分ほど滞在して、11時10分下山を開始。

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山頂に集う人々

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帰路はいつも通りカメラのレンズを交換して、花の写真の撮り直しだ。登りの時に「帰りに撮りなおそう」と思っていた花を見逃してしまうことも結構ある。そのためにまた戻ることまではしないから、確実にチェックする必要がある。「えっと、あ〜これだこれだ」ほっとしてカメラを向けるのである。登りでは見なかった花を下山時に見つける事もある、なかなか気を抜けないのだ。

「この花は何だろう?」、山頂下で私は小さな花を見つけた。マクロレンズを近づけてみると・・・「ミツバオウレンかな〜でも見た目の印象が違うな」登山口周辺では沢山咲いていたミツバオウレンとは確かに印象が違った。結局見晴台付近までの間で結構見つけた。「咲き始めだから?」「そうかもしれないね」

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アオノツガザクラ

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山頂下で見かけた咲き始めのミツバオウレン?
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ウラシマツツジ

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ウラジロナナカマドの花

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咲き始めのエゾコザクラ

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コメバツガザクラ

尾根上の残雪を過ぎると樹林に囲まれたなだらかな登山道となる。しかし〜登山口まではまだ2kmほどもある。足元に咲く花々は少ないものの、登りで確認していたコミヤマカタバミがあちこちで花びらを開いていた。ピンクの筋が可愛い個体を見つけてカメラを向けた。
14時ちょうど、登山口に到着。「さあ、明日は赤岳〜小泉岳ね」「この調子だとまだ雪が多いだろうね」

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ピンクの筋が可愛いコミヤマカタバミ

さて今回の山行では、登山口までの林道でひとつの出会いがあった。前方に何やら小さな黒い影を見て・・・「何かな?」と思いながらさらに進むと「ユキウサギだっ」私はビックリして叫んだ。まさか林道で出会うとは・・・

おばさんもあわてて車窓を開けてカメラを構えた。そのユキウサギはこちらの存在に気が付いたのだろう〜ゆっくりとそのまま林道を走り始めた。私達の進む方向に進んで行き時々立ち止まり〜またゆっくりと走り〜あまり警戒心が無くなったのか道路脇の草を食べ始めた。食べ終わると一休みしてから草叢に走り去ったのである。

そんなラッキーな出会いに〜「今日は良い山行になるよ〜♪」と上機嫌のおばさんだった。

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エゾユキウサギ(おばさん撮影)

コースタイム(含休憩時間)
登山口 07:00  見晴台 08:40-08:50  大槍基部 09:20-09:40  山頂 10:20-11:10  見晴台 12:35  登山口 14:00

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