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大きな岩を覆うかのようにイワヒゲがぶらさがり・・・もう咲き終わりかと思っていたエゾノハクサンイチゲが斜面を埋め尽くす。「まだこんなに見られるなんて〜」「本当だね、何か得した感じだよ」、いつも通り遅々として進まない私達の足取りもようやく山頂をとらえるところまで来た。

振り返り〜歩いて来た稜線と奥に広がる山々を俯瞰すると、高度感いっぱいの光景が広がる。

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イワヒゲ

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エゾノハクサンイチゲ

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歩いて来た稜線を振り返る

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境山と下ホロカメットク山

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9時40分、富良野岳山頂に立った。登り始めてから4時間10分だった。やや霞む夕張山地を遠くに見て、そして原始ケ原を見下ろす。「ふぅ〜」と一息つきながらザックを下した。

山頂から少し奥へ〜原始ケ原からのコースを辿るとuさんが写真を撮っていた。「凄いですよね〜このお花畑は」エゾノツガザクラとチングルマが一面に敷き詰められていたのである。私も写真を撮りながら・・・uさんと再度山情報の交換。「また何処かでお会いしましょう」と別れを告げる。

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遠く夕張山地を望む

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眼下に原始ケ原

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エゾノツガザクラとチングルマ
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富良野岳山頂に佇む人々

山頂で軽食を頬張りながら大休止。近くを野鳥が飛んで遠くの岩の上にとまった。おばさんがカメラを向けたが・・・残念ながらさすがに証拠写真。野鳥はほどなく飛び去った。
10時15分、下山開始。遠望を〜咲く花々を〜再度堪能しながら下って行く。次から次へと登って来る人達とすれ違う。遠くでカッコウの鳴き声が聞こえていた。

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カッコウ (おばさん撮影)

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前方に十勝連峰、奥に表大雪の山々を見ながら下山

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コースタイム(含休憩時間、花撮影時間)
登山口 05:30  上ホロ分岐 06:30  富良野岳・肩分岐 08:30  富良野岳 09:40-10:15  肩分岐 10:50  上ホロ分岐 12:00  登山口 12:55

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