ミツバオウレン |
オクエゾサイシン |
コミヤマカタバミ |
ミヤマスミレ |
ゴゼンタチバナ |
咲く花々を楽しみ写真を撮り終えてほっとひと息。「どうするの?」そんなおばさんの言葉に「視界は無いしね〜花は十分見たし〜戻って・・・」と話していると下から登山者のクマよけ鈴の音が聞こえてきた。「山頂まで行こうか」「うん」おばさんは頷いた。なんとなく後続の登山者に勇気づけ?られたような流れで歩き始めた。 標高980m付近で「岩の門」と標識のある大きな岩の間を通り抜ける。ここを過ぎるとしばらくはニセコ山系でよく見かける大小の岩が転がる登山道が8合目付近まで続く。慎重に岩をさばきながら登って行く。 8合目と9合目の中間〜標高約1130m付近で大きな雪渓が行く手を阻んだ。うっすらと前方が見える程度の視界不良である。雪質的にはあまり問題は無いのだが〜ちょっと方向を間違えば難儀しかねない。雪渓の右端を辿るようにして登り、上部に続く登山道を見つけた。 |
岩の門 |
岩場を乗り越えて |
大きな雪渓が・・・ |
やがて前方にうっすらと山頂部の岩塊のシルエットを見る。そして9合目を過ぎるといよいよ岩に塗られたペンキを目印にぐいぐいと登って行くことになる。山頂直下で岩内岳への縦走路を右に分ける(標識あり)。 ここから山頂へはまさに手足を使っての岩登りだ。一か所、岩が濡れていたらやめようと思うようなかなり怖いところがあった。ザックをその場にデポして慎重に登りやっと山頂へ!11時5分、登り始めてから2時間35分だった。(ガイドブックの標準コースタイムは2時間10分となっている〜休憩時間含まず)。山頂標識をカメラにおさめてすぐに直下まで下りることにする。後続の単独の男性とすれ違った。「こんにちは〜この岩場きついですね」、男性は頷きながら「今日は徳舜瞥山に登ろうと思って登山口まで行ったんだけど、天気が悪くてこっちへ変更しました、正解でしたよ」 それにしても山頂への岩場はちょっと危険なところもある、無理だと思ったら回避するのが無難だろう。 |
山頂部の岩塊 |
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