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山頂標識は見当たらず、数か所の木にピンクのテープがぶらさがっていた。だだっ広い山頂部、GPSでも無ければその山頂を特定するのは難しい。まあ、別に山頂を特定する必要も無いので適当なところで大休 止。ちょっと霞んでいたがブルーの支笏湖に浮かぶ風不死岳と樽前山が見えていた。

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支笏湖に浮かぶように〜風不死岳と奥に樽前山

私は空身でもう少し東側に進んだ。イチャンコッペ山と紋別岳、そして幌平山山頂直下の斜面の奥の恵庭岳を見る。イチャンコッペ山登山口方向から急斜面を登って来るスノーシュー等のトレースもあった。
山頂に戻ると二人の女性が登って来た、「山頂は何処ですか?」「この周辺だと思いますよ」そう答えて入れ替わるようにして私達は下山を開始した。

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左にイチャンコッペ山  右奥に紋別岳

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紋別岳

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幌平山の山頂直下の斜面

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イチャンコッペ山登山口から登って来ているトレース

登りとは逆に〜目の前に広がる光景は順光となり、一段と輝く恵庭岳や漁岳を見ながら戻って行く。644m標高点の手前で単独の女性とすれ違った。空沼岳へ向かったが強風だったのでこちらへ来たとの事。私達は ワカンデビューと話すと、「スローダウンですか?」と聞かれ〜「いやぁ〜まだまだ両方(山スキーと)ですよ」と答えた。このルートのことや今時期の札幌近郊の山々の事など話が弾む。「また何処かの山で出 会うかもしれませんね」お互いにそう言いながら別れた。

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恵庭岳を見ながら

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漁岳を見ながら

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オオカメノキの冬芽

681m標高点からの急斜面の下り、初めてのワカンでちょっと心配だったが踵が使えてつぼ足間隔で快適に下ることが出来た。「これは(ワカン)良いねぇ」「楽しかったわ」、11時38分駐車地点に戻った。私達の 雪山行にひとつ新しいアイテムが加わった一日となった。

コースタイム(含休憩時間)  距離約3km(片道)
駐車地点 08:07  644m地点 09:07  幌平山 10:00-10:23  644m地点 11:00  駐車地点 11:38

      
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