水分補給をしてちょっとだけ腰を下すがどうも落ち着かない。「下りようか〜」そう言ってあっさりと下山を開始した。 GWの前半、しかもまるで夏の訪れを感じるかのような天気である。次から次へと登って来る人たちとすれ違う。「どうぞ」「ありがとうございます」、山では登り優先だが、この山の狭く片側が切れ落ちた登山道では、すれ違う場所の確 保でお互いに譲り合う。 |
下山開始 |
やっと岩稜から解放されて〜樹林帯の中を緩やかに下って行く。「南口の方に行ってみる?」「そうだね!」、私達は合流地点からそのまま南口コースへと向かって下って行った。 「あっ、ほら〜キバナノアマナ よ」「うん、やっぱり咲き始めていたね、あっフッキソウ〜」・・・「ほら、ヒトリシズカも」。こうなると花に誘われるようにしてどんどん下って行く。エゾキケマンとエゾノイワハタザオが咲いているのを見 た時には、久々の夏山モードはピークに達していた。「おぉ〜〜〜咲いてた、咲いてた」「あっちの方が凄いよっ」などと言いながら、、、結局は〜すぐ下に南口コースの登山口を見る地点まで下っていた。 |
南口コースに向かって下って行く |
キバナノアマナ |
フッキソウ |
エゾキケマン |
エゾノイワハタザオ |
ヒトリシズカ |
ひと通り写真を撮り終えて、再び登り返して合流地点まで戻り〜中央口に向かって下って行く。エゾエンゴサクの絨毯が再び私達を迎えてくれた。12時00分、中央口登山口に到着。メルヘンチックな果樹園内でのんびりと寛ぐ人達の中を〜駐車地点に向かって進んで行く。 |
登山ものがたりへ | HOME |