「次はケイマフリですよ・・・ほらあのあたりに」船長さんの言葉に促されるように視線を移すと、待望のケイマフリが岩場に佇んでいた。天売島の情報事前チェックで私達はケイマフリの美しさに心を奪われていた。「海の宇宙館」でもケイマフリの写真にくぎ付けになった。「撮りたい〜」そう思いながら前日は海鳥観察舎から、設置された望遠鏡やフィールドスコープで浮き輪に寄り添うように漂っているケイマフリ、そして海面から飛び上がるケイマフリが小さく見えていたのである。 ボートが静かに近づいて行く・・・岩場にカップルが・・・そして次の瞬間「あっ、交尾ですね〜これは凄いなぁ」船長さんもビックリのシーンに出会うことが出来た。

ケイマフリ【チドリ目ウミスズメ科】　おばさん撮影

ラブラブ〜♪

そして、これも「撮りたい〜」と思っていた写真である。ケイマフリが海面から飛び上がるシーンだ。何度かその場面に遭遇した、そのたびにシャッターを押しまくる・・・途中でメモリが満杯、あわてて取り替える・・・そして今度はバッテリーが・・・「こんな時になんてことだっ」と悔やみながらも素早くバッテリー交換。果たして旨く映っているかどうか「カメラのみ知るだな」そう思いながらシャッターを押し続けた。

（おばさん撮影）

岩場に着地〜　（おばさん撮影）

1時間半のボートによる海鳥ウォッチングを終えて、一旦オロロン荘に戻り朝食をいただいた後〜更に野鳥観察を楽しみながら天売港へ向かった。見送りの言葉を告げるかのようにノゴマが囀り・・・数羽のオオルリが飛んで来て見送ってくれた。 帰路のフェリーはおだやかそのもの、、、船室で横になりながら撮影した画像をチェック〜いつしか眠りについて〜3日間の【天売島】鳥めぐり・花めぐりの旅を終えた。

見送りの？ノゴマ（おばさん撮影）

見送りの？オオルリ

天売港に入港するフェリー

今回見られたその他の野鳥は、おばさんの写真ブログ「今日のショット【エゾリスと共に】」でご覧下さい。