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やがて前方に二段目への急斜面が見えて来た。「ちょっと休みましょう〜」水分補給していると私達の前を黒っぽい鳥がスーッと飛んだ。「あっ、ホシガラスだ」komさんは叫んだ。途中の木の上にとまった姿を見て私はあわててデジカメを手にした。考えている時間は無い、こんな時はとにかくシャッターを押すのが一番〜そんな私なりの鉄則?に従ってシャッターを押した。すぐにホシガラスは飛び去った。
「撮れました?」「えぇ、なんとなく、、、でも雪がねぇ」komさんの問いかけに私は答えた。実際に後で撮った画像を再生してみると、気がかりだった降る雪がホシガラスの黒い体?にたくさんの白い斑点を散りばめていた。もちろんその写真はボツである。

二段目への急斜面を登って行く、風が少し強くなり始めた。登りきって前方を見る、、、もちろん霞んでいてほとんど見えない。微かに遠く先行するグループのシルエットが見えているようだが、、、「今日はここまでですね!」全員納得の「この日の山頂」である。もちろんこのまま進んで登れないことは無いだろう。しかしどうひいき目に見てもこれより天気が良くなるようには思えず、さらにこの霞んだ視界、そしてハイマツもまだ見られる斜面では決して楽しくは無いだろう。

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前方に二段目への急斜面が見えて来る

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急斜面を登り切り

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ここが今回の山頂となった

シールを外して下山を開始した、11時30分。予想していたよりもまずまずの雪質である。komさんが見事なテレマークで下って行くのだが、、、なかなかうまく写真を撮るタイミングが見つからない。なんとか撮れたのは下の2枚だけ〜〜〜難しいものである。12時10分、白銀荘に戻った。

テレマーク1
komさんのテレマーク・・・
テレマーク2

温泉に入りのんびりとしながら〜目の前の山に向かい〜〜〜山頂へ立つことは出来なかったが、私達にとって久しぶりに充実した3日間となった。しかし、このままのレポートではなんとなく物足りない。かと言って以前のレポートにリンクしてわざわざ見ていただくのも気がひける。
で、8年前の写真を2枚紹介することにした、山頂からの展望である。(2003.02.02撮影)

そして最後は〜今回白銀荘周辺で撮った8枚の写真のスライドショーである。また機会があったら訪れたい、そんな三段山への思いを馳せて!

十勝岳
十勝岳と大砲岩

上ホロカメットク
上ホロカメットクと上富良野岳

    

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