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6合目を過ぎて樹林帯を抜けると〜もう遮るものの無い登山道が延々と続く。容赦無い強い日射しが私達を照りつけた。足元に咲く花々を見ながらとにかくゆっくりと歩を進めた。アポイハハコがちょうど咲き始め、キンロバイは今が盛りと輝いていた。眼下に広がる雲海、その切れ間から淡いブルーの様似海岸が見えていた。
9時ちょうど、馬の背に立った。アポイ岳から吉田岳、ピンネシリまでと続く山並が広がる。「あのあたりまでだね」私は吉田岳手前の758m標高点付近を指さした。

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眼下の雲海を見ながら

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雲の切れ間から様似町の海岸線が見えた

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アポイハハコ

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キンロバイ

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馬の背にて

馬の背からアポイ岳山頂へ向かって進み始めた。イブキジャコウソウがまだ見事に咲き、オヤマソバはちょうど咲き始め〜そしてこの日のお目当てのひとつ、アポイマンテマ。ちょっと花は終わりかけではあったが、綺麗な株を見つけてカメラを向ける。
「あっチシマセンブリが咲いているよっ」おばさんが叫んだ。まだ初々しい咲き始めだ、マクロレンズにかえてファインダーを覗いてみる〜宝石を散りばめたような輝きが目に飛び込んで来た。

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アポイ岳山頂へ向かう

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イブキジャコウソウ

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オヤマソバ

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アポイマンテマ

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咲き始めのチシマセンブリ(おばさん撮影)

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チシマセンブリをマクロレンズで

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アポイハハコ ★キンロバイ ★ミヤマホツツジ ★サマニオトギリ ★エゾサイコ ★アポイマンテマ1 ★アポイマンテマ2 ★アポイマンテマ3(おばさん撮影)

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