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アポイ岳から吉田岳方面へ向かう、今回は758m標高点の手前までの花散歩である。湧きあがる雲を見ながら一旦下って行く。ショウジョウバカマがまだ咲いていた。

「あっ、あれっ〜あそこに咲いているよ」岩場の上部にエゾキスミレとヒダカイワザクラの群落を見つける。手の届かない(足の届かない?)場所に花々は誰に遠慮することも無く咲き続けているのだろう。






ショウジョウバカマ


エゾキスミレをズーム(おばさん撮影)


ヒダカイワザクラをズーム(おばさん撮影)

足元にはアポイキンバイ、ヒダカイワザクラ、エゾキスミレが咲く。カメラを持ってゆっくりと散策する。とても可愛らしいエゾキスミレを見つけた。カップル?それとも仲良し兄弟?そんなイメージがわく花に思わず微笑みながらカメラを向けた。

アポイ岳では盗掘により絶滅寸前の花もある、実に悲しいことである。この自然の中にあるからこそ美しい花々を是非とも大切にして行きたいものだ。


アポイキンバイ



ヒダカイワザクラ



エゾキスミレ


次から次へと登って来る人達の声がアポイ岳方面から聞こえていた。「今日も結構登って来ているんだね」そう言いながら私達がアポイ岳に戻ると意外と静かな山頂だった。そしてすぐに下山を開始する、団体の方々が下り始めていた、8合目付近では違う団体の方々が登って来る。御夫婦や若い女性のグループ等様々な方達がそれぞれの思いでこの山を訪れていた。


アポイ岳に向かって戻りながら

コースタイム(含休憩、花撮影時間)

入山ポスト 06:30  5合目山小屋 07:45-08:05  馬の背 08:40-08:50  アポイ岳 09:25-09:40  吉田岳へ稜線散歩
アポイ岳 11:00  馬の背 11:30  5合目山小屋 11:50  入山ポスト 13:00

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