トラバース斜面にはまだ残雪に覆われているところが数か所あったが、雪が腐っているのでそれほど問題では無かった。憩沢は完全に雪に覆われていた。少し登りになって来ると登山道脇の花々が目につき始めた。エゾノリュウキンカは終わりがけのものが多かったが、ケエゾキスミレを思われるスミレがちょうど旬、そしてシナノキンバイがやっと咲き始めていた。「う〜〜〜ん、光が強いですねぇ」「傘貸していただけます?」「この時期は必需品ですよ」、確かにこれだけ日差しが強いとビニール傘のお世話になった方が良さそうだ。bergさんも持参していたのである。 前岳湿原もまだ雪が残っていて、この周辺の花々はこれからと言った印象である。男岩、そしてガマ岩が前方に見えてきて、振り返ると前岳が一段と美しい。 |
![]() 雪が数か所残っていた |
![]() ケエゾキスミレ |
![]() シナノキンバイ |
![]() 前岳湿原周辺は残雪で覆われているところもあった |
![]() 振り返ると前岳が・・・ |
![]() ハクサンチドリ |
![]() チシマフウロ |
![]() エゾヒメクワガタ |
蛇紋岩崩壊地に着いた。おばさんとbergさんが斜面を見下ろしていた。「ほらっ、あそこに見えるでしょう」bergさんが指さす方向に小さなピンクの花が一輪咲いていた。「ユウパリコザクラ」今回の狙い目のひとつだった。もう少し近くに咲いていると思ったのだが・・・それは肉眼で微かに確認出来る程度の位置に咲いていた。 私はザックから望遠レンズを取り出した、このために持って来たのだが〜「これならもうひとつ長いレンズの方が良かったなぁ」そう思いながら三脚にカメラをセットしてファインダーを覗いた。焦点を合わせてシャッターを押した。すぐに再生して拡大してみた、、、「何とか撮れているかなぁ〜〜〜」、もう一度構え直して何度もシャッターを押した。「遠くてちょっと残念だけど〜やっと見れたね」 下のもう一枚の写真は、もっと先のお花畑で見つけたものである、ここよりは近かったが残念ながら花は終わりを迎えつつあった。 この周辺もそうだったが、ムシトリスミレは本当に見事であった。葉っぱを見なければとても食虫植物とは思えない可愛らしさである、おばさんは何度もシャッターを押していたし〜bergさんもファインダーを覗きっぱなし〜そんな私達だから山頂はいっこうに近づかない |
![]() 蛇紋岩崩壊地 |
![]() ムシトリスミレ(おばさん撮影) |
![]() ムシトリスミレ |
![]() ユウパリコザクラ |
![]() ユウパリコザクラ |
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