さあ、いよいよ元山のコルへ急斜面の下りである。標高差100mほど、足元に十分注意しながら下って行く。雨で濡れている時等には十分注意しなければならない個所である。その急斜面にはお花が沢山咲いている、おばさんが時々しゃがみこみばがらカメラを構える。ほどなくして元山登山口からの登山道と合流して明るい林の中を進んで行く。 高度が上がって来るとシラカバとブナ林の中を進む気持ちの良い登りとなる。明るい登山道脇のカタクリの彩りも若々しく感じる。やがて木々が途切れて笹斜面となり風が強くなってきて山頂が近いことを知る。 |
元山のコルへと急斜面を下る |
お花を写すおばさん |
元山登山口からの合流点 |
明るいシラカバとブナの中を登る |
先行していたkさんご夫妻が山頂から少し戻って風を避けて休憩していた。一気に風が強まった、午前10時10分元山の山頂に立った。登山口から休憩込みで2時間30分であった。残念ながら遊楽部岳や乙部岳は見えなかった。kさんご夫妻と入れ替わるように私達も風を避けて山頂手前で休憩した。 |
風の強い山頂へ向かう |
眼下に江差町市街と日本海が |
さて、今回の山行でのお花模様であるが、、、やはり今年は遅いようである。イワナシは順調に咲いていたが、カタクリやキクサキイチゲはもっと沢山咲いていても良い筈?だし、オオバキスミレとテングスミレ(ナガハシスミレ)は咲き始めを一株見つけただけだった。これからと言った印象である。 |
イワナシ |
オオバキスミレ |
小低木のナニワズ |
テングスミレが咲き始めそうで・・・ |
カタクリ(おばさん撮影) |
笹山から連なる山々を見ながら下山 |
11時25分登山口に到着した。車のワイパーにkさんご夫妻からお礼のメモが挟まれていた。お若いお二人の心遣いが何となくうれしくなった一日だった。そんなお二人に帰路の江差道の駅で声をかけられた。いつもはあまり積極的に自分のHPの話しはしないのだが、「お時間があったら見て下さい」と私は控えめに?言った。 2010年道南遠征、次は函館山の花模様である。 |
コースタイム(含休憩時間) 登山口 07:40 笹山 08:80-08:50 567m 09:15 530m 09:30-09:40 元山 10:10-10:30 登山口 11:25 |
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