まだ雪の残る尾根上は高度が下がるにつれて木々に阻まれるようになった。例年よりもかなり雪が少ないらしい。薮漕ぎが始まる、、、しかしそれほどハードでは無い、むしろルートを間違えないことに気を使う。残雪の上に出たり薮に突入したりの繰り返しが続いた。ちょっとした平坦なスペースに出た、どうやらここが標高972m地点付近のようだ。そのまま少し薮を漕いで進むと突然作業道跡に躍り出た。 作業道跡とは言え、雪があったり笹が被っていたり、、、さらには途中で何箇所も分岐がありで、しっかりとルートを確認出来なければなかなか大変である。yamazさんは何度も周囲を確認しながら先導して行く。「ここですよ、、、昨年は雪がずっとつながっていて沢まで一気にショートカット出来たんですけど・・・」見下ろす斜面の雪はとても下りれる状態では無い。「仕方ないですね、作業道を進みましょう」 そんな作業道も、もう少しで沢へと言う地点で忽然と消えた。急な笹斜面を笹につかまりながら一気に下って行く。かなりの斜度である、前を進むkoyaさんが笹に隠れてしまいそうだ。急斜面だけにあっと言う間に沢に下り立ったのだが、沢水が行く手を阻む。もう気にしないって感じで?渡渉して行く、、、登山靴に水が入り込んだ。 |
![]() 作業道跡を辿り |
![]() 薮漕ぎもあり |
![]() 沢へ下り・・・ |
![]() 渡渉もあったり・・・ |
2度の渡渉で比較的広い沢に出た。ここまで来るともう心配なかった、周囲に咲く花々を楽しみながら〜〜〜あちこちと移動しながらカメラを構える。ザックをおろしてゆったりと休憩〜私達以外は誰もいない静かな沢はこの日の山行の締めくくりに相応しいおだやかな表情だった。 15時10分、車デポ地点に到着である。「お疲れさまでしたぁ」「ありがとうございました」、、、「とても楽しかったです」〜〜〜下山後に私達は芽室でオオバナノエンレイソウを楽しみ(貪欲に。。。)お風呂で汗を流し〜一路札幌へ!!! |
![]() エゾノリュウキンカ |
![]() エゾオオサクラソウ |
![]() ミヤマスミレ |
![]() |
コースタイム(含休憩時間) 伏美岳登山口 07:05 1224m 08:35 1560m 09:35 妙敷山 11:10 妙敷山 12:20 972m 14:05 下山地点 15:10 |
今回のコースイメージ図(GPSトラックによる)![]() |
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